- 夏目友人帳 陸 : 第七話 「ゴモチの恩人」
- ニャンコ先生が飲み会から帰ってきたところで、貴志たちの前に妖怪が現れる。妖怪はレイコにお礼がしたいらしい。お礼参りではなく。
- 七房の森に住んでいるゴモチは、森に昼寝しに来たレイコと出会った。ゴモチたち森の妖怪は、森で最も力の強いセンキとヒャッコの喧嘩に困り果てており、レイコに喧嘩を止めてほしいと依頼した。
- センキとヒャッコはどちらがキブネを花嫁にするかで争っていた。レイコはその喧嘩がくだらなくて、争いに参戦した。その日はもう夕方だったので、勝負は後日ということで。
- センキとの勝負は、高い木のてっぺんにある柿を先に獲った方が勝ち。レイコは木登りせずに柿を獲った。木登りとは言っていないから。卑怯ながら勝った。
- レイコはヒャッコに勝負方法を決められてしまった。毬の中に三つ実のある栗を夜明けまでに多く集めた方が勝ち。森の妖怪たちが栗を持って来てくれた。
- レイコはキブネをもらい受け、彼女を自由にした。顔見知りのいる森は落ち着かないからと、七房の森を訪れることはなくなった。
- ゴモチはキブネと一緒にレイコを待ったり捜したりするうちに互いに想い合うようになり、祝言を挙げることになった。貴志はお呼ばれされて(ニャンコ先生は酒に釣られて)七房の森へ。
- アリスと蔵六 : 第7話 「ともだち」
- 紗名は初めての遠出。蔵六に連れられて、初めての切符で初めての電車に乗って横浜へ。
- 蔵六が仕事で打ち合わせの間、紗名は一条とともに、海を見たり、勉強したり、自動車工場を見学したり。
- 二人は打ち合わせを終えた蔵六と合流し、中華街へ。
- こつこつ貯めた食い倒れ貯金で中華街を楽しむあさひとよなががいた。紗名は思わず逃げ出した二人を追う。三人とも一条にお仕置きされる。
- 三人に雛霧姉妹を加えて食事。
- 紗名は最近もしゃもしゃする。自分のことなのに自分じゃないみたい。研究所の中にいた時はもしゃもしゃはなかったのに。
- 紗名は勝手に能力が発動するときがある。何も出てこない時もあるが、出る時は何が出てくるか分からない。
- あさひとよながは父親から虐待を受けていた。警察に保護された後、研究所に引き取られた。研究所から一歩も出ないで、二人きりで暮らしていけばそれでいいと思っていた。紗名と出会って、いろいろなことを教えたが、研究所の外にも世界があることは教えなかった。研究所がなくなった後、横須賀にある学校に通っている。
- 紗名はいろんなことが分かるようになってきている。早苗にもしゃもしゃのことを話して、あさひとよながにメールを送る。
- ロクでなし魔術講師と禁忌教典 : Lecture VIII 「愚者と星」
- 一行は白金魔導研究所を見学する。白金術は白魔術と錬金術の複合術。生命そのものを扱うため、新鮮なマナに満たされた空間が必要となる。ゆえに研究所は山奥にある。
- 帝国はかつて「プロジェクト・リヴァイブライフ」を立ち上げた。復活させたい人間の遺伝情報「ジーン・コード」を基に錬成した肉体と、記憶情報を変換した「アストラル・コード」、他者の霊魂に初期化処理を施した「アルター・エーテル」を合成して復活させる。コピーとコピーを掛け合わせてコピー人間を作るということ。一人復活させようとすれば別の誰かが何人も死ぬことになるため、この研究は断念されている。
- リィエルはルミアたちから離れ、生き別れた兄のライネル=レイヤーと遭遇する。グレンはリィエルのもとへ駆けつけるが、リィエルに刺されて致命傷を負う。
- システィーナが買い物から帰って来ると、ルミアがリィエルに殺され……てはいなかった。リィエルはルミアを攫っていく。
- アルベルトは瀕死のグレンをシスティーナのもとに運ぶ。システィーナの力を借りて、白魔儀「リヴァイヴァー」を行おうとする。
- ソード・オラトリア : 第7話 「依頼と分断」
- アイズは黒衣の人物から、24階層で起きているモンスターの大量発生についての調査を依頼される。この件にはレヴィスと宝玉が関わっている可能性がある。
- アイズが「心配しないでください」なんて伝言を頼んだから、ロキはレフィーヤとベートにアイズを追わせる。ロキの信用が欲しいディオニュソスはフィルヴィス・シャリアを二人に同行させる。
- フィルヴィスに話しかけても全く相手にされないレフィーヤ。
- アイズは協力者と会いに行く。ルルネの他に、アスフィたちヘルメス・ファミリアの冒険者だった。モンスターの大量発生は、ハシャーナが宝玉を回収した30階層でも起こっていたらしい。
- ヘルメスはディオニュソスに声をかける。彼の眷属も依頼を受けて24階層に向かっている。
- アイズたちはモンスターの大群を見つける。アイズ一人で全部やっつけた。
- モンスターのパントリーに入ったアイズたちの前に新種のモンスターが現れ、アイズは分断されてしまう。そこにレヴィスが現れる。
- フィルヴィスは死妖精(バンシー)と呼ばれている。
- 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? : #7 「ただいま帰りました」
- クトリの髪が一部赤くなった。
- グリックはサルベイジャーの護衛に就いたラーントルク・イツリ・ヒストリアとノフト・ケー・デスペラティオに挨拶をしに行く。お近付きの印に、ミートパイ。
- ナイグラートはクトリを検査する。肉をかじってみればもっといろいろ分かるのに。今のクトリの身体は黄金妖精(レプラカーン)のそれではない。髪の色が変わったのは昏睡の後遺症か。身体の調子がおかしくないなら、あまり気にしなくていいらしい。
- みんなで頼めばヴィレムは倉庫に残ってくれるかもしれない。ヴィレムにとって倉庫が帰るべき場所だとはっきり植えつけるには、家庭を作るのが一番。ナイちゃんも立候補しようと思っていた。
- 全員分のバターケーキを焼いたヴィレムは用意周到。みんなの前では甘いものを食べないクトリのところにも届けに行く。
- クトリは甘いものを食べるときに頬が緩むらしいので、子供っぽく見られたくなかった。ただいまとやっと言えたクトリと、やっと聞けたヴィレム。
- クトリは家事の腕が上がったが、ヴィレム専用となりつつある。恋する乙女は元気でいい。
- 敗戦の将として謹慎中のライムスキンはプライベート中。
- 倉庫にはクトリを除いて、五人の成体妖精兵がいる。ヴィレムの知らない二人、ノフトとラーントルクは地上調査艇「サクシフラガ」に同行し、現れた獣を倒す。