- 夏目友人帳 陸 : 第九話 「ながれゆくは」
- 高校恒例の勉強合宿にやってきた貴志は、清掃で合宿所の川向こうにある社を訪れる。「四つ面塚」には4つのお面が供えられていたが、貴志以外には3つしか見えていない。
- 大雨で川が氾濫した翌日、貴志はニャンコ先生を見つける。ニャンコ先生は貴志のバッグに忍んで来た。
- 川上から小舟が流れてくる。小舟には水面に顔を突っ込んだ女がいた。
- ニャンコ先生ウリ坊バージョン。
- 貴志は合宿所に川が流れ込んできたり、お面が先生や生徒にとり憑くのを目撃する。貴志以外にはそれらが見えていない。
- 貴志は神主から、四つ面塚の話を聞く。この辺りには女の山神が住んでいて、四人のお付きが山神を守っていた。山神は人と恋仲になったが、人は寿命でこの世を去った。傷心した山神は山の上へ籠もり、お付きは山と山神を守るために留まった。時が流れるにつれて力を失ったお付きは自分の面を彫り、社にかけては消えていった。四つ面塚の面が3つということは、まだ一人が山と山神を守っているということ。
- 貴志の夢にお面が現れる。貴志は山神の大切にしていたものが大雨で流され、お面がそれを捜していると考え、合宿所の辺りを捜し始める。簪が見つかった。貴志がそれを山神に渡すと、山神は山へ帰っていく。
- ニャンコ先生ウリ坊バージョンのことを田沼から聞いた多軌。もふもふうりうり。
- 勉強合宿が終わり、貴志と田沼はもう一度四つ面塚を訪れる。田沼にも見えるお面は3つ。
- アリスと蔵六 : 第9話 「チェシャ猫の笑う場所」
- 紗名は家で目を覚ます。あさひとよながは紗名が起きるのを待っていた。
- 紗名がお風呂に入ることに驚くあさひとよなが。二人とも声ぴったり。
- あさひとよながは蔵六の家に泊まっていく。楽しいひと時を過ごす三人。
- 蔵六は帰るのが遅くなったり、休日にも仕事をしたり。紗名は羽鳥を絶対とっちめてやろうとする。
- 羽鳥は家出を中止し、学校にも行かないことにした。「魔法」が解けたら両親の仲が悪くなってしまうから、一緒にいなくちゃいけない。
- 内藤と山田は羽鳥の話を訊きに来るが、羽鳥に操られ、追い払われていた。これで五回目。
- 歩はもう一度紗名に会おうとして、原宿の街で紗名を捜す。
- 紗名はもしゃもしゃの悪いやつの一人(歩)を見つける。
- ロクでなし魔術講師と禁忌教典 : Lecture X 「逆玉!?」
- システィーナの家に招かれるリィエル。
- システィーナはリヴァイヴァーのことを思い出して顔が赤くなる。グレンに人工呼吸というかキスというかしたようなものだから。
- 魔術学院にレオス=クライトスが特別講師としてやってくる。レオスはシスティーナの婚約者。
- システィーナはレオスからの結婚の申し出を受けられない。メルガリウスの天空城の謎を解くためにはもっとたくさんの魔術を勉強しなければならないから。
- 魔導考古学に進もうとしているシスティーナが、人生を無駄にしようとしているとレオスから言われたところで、ルミアにつき合わされてシスティーナとレオスを窺っていたグレンが出てくる。
- グレンはレオスの本性を見てシスティーナを渡せなくなり、決闘で白黒つけることにする。システィーナの婿になれば働かなくて済む。ここは逆玉狙い。
- グレンはアルベルトから、「天使の塵」がこの街に持ち込まれていることを知らされる。
- ソード・オラトリア : 第9話 「訓練と嫉妬」
- ロキ・ファミリアの遠征の日取りが決まる。アイズはそれまでに今度こそベルに謝ろうとする。ギルドにベルが来たので謝れた。
- ベルには戦い方を教えてくれる人がいないので、アイズは訓練することにする。ベルがなぜあんなに早く成長できるかを知りたかった。
- 足手まといになりたくないレフィーヤは剣術の訓練をしたいとアイズに言おうとする。妄想では言えても実際に言うことはできなかった。
- ベルはレフィーヤとぶつかる。彼女がロキ・ファミリアの所属と知って逃げ出す。ベルを追いかけていたレフィーヤは、アイズがベルと密会していたと思い込んでひどくやつれる。
- アイズはベルが歩けなくなったから肩を貸したのであって、寄り添っていたわけではない。レフィーヤはアイズがベルを特訓していることを黙っておく条件として、アイズと二人きりでの特訓を要求する。
- 特訓の末に膝枕、というのを妄想していたレフィーヤはベルに先を越された。気絶してばっかりだけど、あのヒューマン(ベル)には絶対に負けたくない。
- 特訓がお休みになり、レフィーヤはアイズをベルに独占されたと思い込んで許せずにいた。一人でダンジョンに行こうとしていたところで、フィルヴィスと二人で行くことになる。
- ベルにはどうしても追いつきたい人がいる。何が何でも辿り着きたい場所がある。
- レフィーヤとフィルヴィスは名前で呼び合う仲になる。レフィーヤはフィルヴィスから障壁魔法を託される。
- ヘスティアはベルとアイズの特訓を見学していた。三人で暗い路地を歩いていると、何者かが襲ってくる。
- 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? : #9 「たとえ未来が見えなくても」
- アイセアは前世の浸食を受け、赤の他人になっていた。幸いにも、消滅した女の子が日記を残していたため、アイセアが明るくてお節介でうざいくらい周りに絡んでそのくせ全然素直じゃない子だったと知ることができた。当時はいっそ死んでしまおうとも考えたが、そんなことをしても意味なんてない。唯一の罪滅ぼしは、アイセアの存在そのものを誰にも知られないように受け継ぐことだと言い聞かせて、何とか今日までやって来た。
- 今のクトリは、いつも通りにヴィレムといられる喜びを噛み締めていたい。「恋してます」アピールするクトリはまだまだ間違いなくクトリ。
- 風邪由来の悪夢を防ぐ護符(タリスマン)はセニオリスの構成パーツ。遺跡兵装をちょっと便利なおまじないグッズ扱いするヴィレム。
- クトリは妖精たちに手編みのマフラーをプレゼントする。今日は降雪祭。雪が降って外に出られないので夜通し食べ明かす。今は一般的だが、もともとは喰人鬼の祭。ヴィレムは詳しい由来を訊かないでおくことにする。
- 降雪祭にあわせて、フィラコルリビアから贈り物が届く。クトリたちにはドレス、ヴィレムにはたわし?
- クトリは記憶がなくなり続けていた。妖精たちのことも半分以上忘れてしまった。忘れた名前は覚え直せるが、失った思い出はもう戻ってこない。
- 救助隊が地上に到着する。ノフトはクトリがそのために犠牲になったと思い込み、偲び始める。