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- 天才王子の赤字国家再生術 : 第3話 「そうだ、政略結婚しよう」
- ウェインはアースワルド帝国との同盟関係の確認と強化のため、帝国第二皇女の使節団を迎える。皇女とはウェインとニニムの士官学校時代の友人のロワことロウェルミナ・アースワルドだった。
- 縁談なんて1000パーセント罠。ウェインは呼吸をするように悪だくみをしていたロワが普通に結婚するつもりでここに来るわけがないと考える。
- お届け物として侵入して驚かせようとしたのはバレてしまったけど。ウェインとニニムはロウェルミナと密談をする。そこでロウェルミナはウェインに、一緒に帝国をとる提案を切り出す。
- 現在帝国内では三兄弟が骨肉の権力争いを繰り広げており、ロウェルミナはこれ以上の混乱を防ぐため自身が帝位に就くしかないと思い至った。しかし誰もが三兄弟の誰かにすり寄って、彼女を後押ししてくれる有力者は国内に一人もいない。おかげで旧知のウェインたちを訪ねなくてはならないわけだが、ロウェルミナはこれを最高におもしろい状況だと思っている。
- 今の社会にはびこる思想にノーと言いたいのなら、自分の思想を強くして戦争を挑むか、今の社会に屈して魂が死んだように生きるかのどちらか。ウェインはロワが戦いを選んだら協力して……くれない。実際のところかなり面倒だから、途中でトンズラする可能性のほうが高いけど。必要だと思うなら好きに巻き込めばいい。ウェインは全力で回避するが、それで逃げられなかったら少しは協力することになるかも。
- 異世界美少女受肉おじさんと : 第3話 「ファ美肉おじさんと怒りのエルフ」
- 初めて見る異性の裸体が橘になった神宮寺。橘も最初は女の子の体にテンション上がったけど、あまりに実年齢とかけ離れた体つきで、妹のこと思い出して、全然こない。
- 橘の外見のいちばん恐ろしいところは見た者がみんな性癖が歪むところ。
- 二人が野盗のアジトを壊滅させた時の火事で、エルフの森が焼失してしまった。さらに神宮寺がワンパンで殺したのはエルフの守り神だった。エルフの頭目(ティロリロ・リリリ・ルー)が激怒している。
- ルーはなぜか脱ぐ。エルフは愛と美の女神の信徒。長き耳が眷属であるその証拠。耳の長さの方向性違くない？
- 美しさを多数決で決めたら、橘の方にみっしり。ルーは邪教徒である二人が村人たちを洗脳したと思い込み、自身のために橘を亡き者にしようと攻撃を仕掛けてくる。
- 神宮寺は橘に危害を加えるやつに容赦する気はない。ルーめがけて石を投げる。ルーは髪の毛を切られてガチ泣き。
- 無残に負けたルーは集落に戻らず、二人を追う。激昂すると最後に本音が出る。
- 橘が徒歩の移動にめげたので、今日はこのくらいで。夕食は星空でも眺めて外でビールやりながら。肉は守り神様の。
- 異世界ってことは誰もいないし誰も見てない。異世界では何をやったっていい。橘は暑いから脱げって誰かに言われたらしく、脱ぎだす。なんか視界がキラキラまぶしいと思ったら、体が変わったからだな。体だけに。脱衣したのはスキル「愛の女神の加護」の影響だった。
- 走り出していった橘は植物に食われかけていた。神宮寺は危機的状況なのに格好のせいで橘を直視できない。薄着の橘を安全圏から眺めていたいという深層心理の現れとでもいうのか、魅了されて体が動かない。
- このままでは橘がボッシュート。神宮寺は魅了を解除する方法を考え、聞いたら衝撃を受けそうな話題を訊く。橘はピーマン嫌い→よくわからん怒りのパワーでなんとかなった。
- 酔い方はきっちり年相応の橘。
- ルーは守り神の肉食っちゃった。
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- ハコヅメ～交番女子の逆襲～ : 第4話 「拝啓お犬様 / ランナーズ・ハイ」
- 拝啓お犬様
- 行方不明者の捜索が行われる。藤は非番で寝てないのに山狩りに参加させられた。すごい犬好きな川合は警察犬の到着に喜ぶ。取調べの天才は書類系全然ダメなんで差し出されたらしい。
- 警察犬はすごい能力を持っている分超デリケート。大きな音だけで三半規管やられてフラフラになるし、ちょっとの臭気も捜査の邪魔になるし。
- お犬様には絶対服従。たとえ山道でも雑木林でも、後にひたすらついていくのが今日の川合たちの使命。
- 盗難されたらしき空っぽの金庫とか、不法投棄された家具とか、見えていないことにする。定員超過の軽トラとか乗れるわけない。
- 山にテンションをお上げになって野生にお戻りあそばしているお犬様を追って、川合は山道を爆走していた。喉カラカラなのにおしっこすごいしたくて、警察を辞めたくなる。
- 行方不明者を発見したのは祈祷師(ただの勘のいいおばさんらしい)だった。遭難した川合たちはお犬様に救助される。
- ランナーズ・ハイ
- 町山市民マラソン大会が行われる。交通整理をする川合は信号機の手動操作を任せられそうになってプレッシャーがかかるが、無線手配が飛び込んできたので、捜索を買って出る。
- 適当に時間を潰すつもりだった川合の前に、無線手配の男がいた。野良猫に近づく感じで行ってみたら走られた。
- 川合は男を追って走る。すごい注目浴びてる。動画撮られてる。応援されてる。何したやつか分からないし、なんで逃げてんのかもなんで追いかけてんのかも分かんないけど、人に見られてると追いかけないわけにいかない。
- 川合は手配犯を逃がしてしまう。手配犯は無免許の暴走族だったから、すぐに逮捕する必要はなかった。
- 藤や源と同期のトドちゃん(轟)はマラソン中継に出てくる白バイに憧れて警察官になった。警察を辞める前に、子どもの頃からの夢を叶える。
- 拝啓お犬様
