- 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON -浅き夢の暁- : 1 「僕たちは失敗した」
- いろはは毎日のようにういのお見舞いにやって来た。灯花とねむもいろはのことを姉と慕っていた。
- 三人はウワサを作っていた。三人が死んでも、ウワサに出会ったら三人のことを思い出してもらえるように。いろはは妹たちが無事に退院する想いを込めて「万年桜のウワサ」を作った。
- いろははういの病気を治すために魔法少女になった。それを知った三人は、いろはを確実に助けることを決めた。
- 三人は魔女について調べ始め、魔女が魔法少女の終着点であると予測した。キュゥべえが持つ機能を奪い(ういは回収、灯花は変換、ねむは具現)、ソウルジェムに溜まった穢れを集めて魔法少女が使える魔力に変換し、エネルギーとして実体化させた。
- 穢れの回収速度が速すぎて、ういが魔女になりかけた。二人はういの魂をキュゥべえの抜け殻に隔離した。ういの存在はこの世界から切り離された。灯花はういと彼女に関する記憶を失った。魔女となったういはエンブリオ・イブと名付けられた。
- 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON -浅き夢の暁- : 2 「やがて消えゆく少女たちよ」
- 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON -浅き夢の暁- : 3 「いつまで魔法少女を続けなきゃいけないの?」
- 灯花とねむはワルプルギスの夜を追い、エンブリオ・イブと融合させようとする。やちよはそれを阻止しようと、二人を追撃する。
- 巨大な魔女の融合はブラックホールの合体にも似ている。神浜市の消滅と引き換えに、システムの犠牲となる魔法少女はこの星からいなくなる。
- いろはは小さいキュゥべえの中に閉じ込められて、自分の部屋に(ここはういに関するものはあるけれどいろはに関するものはない)。ういもいた。けれど再会は束の間。ういはいろはが助けなきゃいけなくなる人たちの初めの一人のもとへいろはを送る。
- アリナのheartには、キュゥべえのvisionやmissionは何にも響かない。今ここにあるfactは、キュゥべえに騙された魔法少女の魂を餌にして、人類が文化と文明をcreateしてきたってこと。キュゥべえをdestroyするのはmustだとしても、積み上がった不平等と搾取のつけをpaybackされるべきやつらがいるとすれば、それは誰か、understand?
- 黒江のドッペルが伸び続けて、アリナの作った結界の外に出る。黒江は誰のために望みを叶えたのか憶えていない。魔法少女をやめられないことに絶望する。
- 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON -浅き夢の暁- : 4 「誰も知らない、私たちの記録」
- キュウべえによると、いろはが示した希望のおかげで、黒江は絶望し、魔法少女として望ましい最期を迎えられた。これは悲劇ではない。魔法少女が希望を持ち、そして絶望することで、宇宙の寿命を延ばすことができる。
- いろはのドッペルがいろはを責める。誰も助けられないのは、知らないくせに分かったふりをしたから。何もできないくせに知りたがるから、分かっているふりをする破目になる。いろはがマギウスの邪魔をしたせいで、何人もの魔法少女たちが魔女になる。
- やちよとフェリシアと鶴乃とさなが来る。いろはの中のドッペルが諦めても、みんなの中のいろはが手を伸ばしてくれる。
- いろはは灯花とねむを止める。エンブリオ・イブも泣いているような。
- アリナはマギウスに代わり、全人類魔法少女化計画を実行しようとする。
- いろはの回収する力+やちよの仲間の希望を受け継ぐ力。
- 魔法少女の存在や事件の真実は記録に残ることもなく、語られることもない。それでもいろはは絶対に忘れない。