- 勇者、辞めます : Episode 8 「A.D. 2060 東京某所にて」
- 「懸け橋のエイブラッド」なる本。
- デモンハート・シリーズ第5号「DH05 LEO」(レオ・デモンハート)はロッポンギエリア周辺に人類と悪魔の共存を説く変わり者のインプがいると連絡を受け、対象を確保した。
- 魔王ベリアルの実験で、魔界と人間界を繋げる「大霊穴」が開いたもんだから、闇の谷のインプ族のエイブラッドは移住の下見と単純な好奇心で、魔界より居心地がいいって聞いていた人間界に来た。インプ族は紳士的に行くつもりだったので、エイブラッドに人間を襲うつもりはなかった。
- エイブラッドによると、そもそも最初は侵略なんて話じゃなかった。大霊穴は人間界の無人島に繋がっていて、そこに移住できるかもって話だった。しかし実際には東京の真ん中に穴が開いた。オーガだのグールだの、本能で生きてる頭の悪い奴等が暴れたせいで戦争になっちまった。慌てて帰ろうとしたら穴が閉じた。エイブラッドたちは上級魔族の連中から人間界に捨てられたらしい。
- この世に生まれてきた以上、だいたいの存在には名前がある。名前ってのは誰もが持ってる宝。エイブラッドは親父にそう教わった。他人に名乗るってことは、自分がこの世に生まれてきた証を残すこと。
- エイブラッドは人間を守るためだけに作られたレオに待ち受けるであろう困難を想像するとどうにも気の毒だった。戦争が終わって平和になったら、レオの仕事はなくなる。命がけで戦って平和な世界を勝ち取ったのに、そこには仕事も居場所もない。明確な存在意義を背負って生まれてきたレオが、存在意義を奪われた世界で生きなきゃいけないってことは、とてつもなく苦しいこと。
- 寿命ってのは一種の救い。生きているのが楽しくても辛くても、最後は等しく墓の下。だがレオは人類を守るという存在意義を失った状態で無限に生き続けなければならない。人類の役に立っていた輝かしき時代から引きはがされ、どこへ向かってよいのかすら分からず、それでも生きるしかない。戦いの間だけ存在意義を得て、そして失っての繰り返し。いつまでも安らぎが訪れない。
- 魔界に帰れそうにないので、エイブラッドは人間界に骨を埋めることにした。魔族と人間が共存できる世界を作ってやることにした。そこで捕虜として回収された。
- レオはエイブラッドの言っていることが理解できなくとも、記憶には残った。人間性を獲得した今なら、エイブラッド先生の言葉が理解できる。
- このヒーラー、めんどくさい : 「『このヒーラー、めんどくさい』はカーラ以外にレギュラーの女性キャラが存在せずそういう意味でもなかなかユニークな番組ながら第五話に魔女と盗賊の女の子が登場したけれど魔女のほうは若い時の姿は最後にちょこっと出ただけでまた盗賊の女の子もそのあと出番がないのでやはりそろそろまた新しい女性キャラが見てみたいし出てくるんじゃないかと予想や期待をしている皆様がたのお気持ちにこたえる意味もあってお待たせしました今回はマリア・デスフレイムという女性キャラクターが登場するけどその前段にゾンビの話があるのでまずはそちらをお楽しみいただきたくまたさらにマリアもマリアでなかなか普通ではないところもあるので果たして本当にご期待に添えるかどうかは見てのお楽しみなそんな第七話」
- アルヴィンとカーラの前に、誰かが倒れていた。死んでる前提で事を運ぶカーラ。
- 不用意に近づくのは危険とオルテガイアに言われて、アルヴィンが声をかける。動いた→ゾンビだった。
- 懸命に立とうとするゾンビに心動かされる一同。アルヴィンは立ち上がったゾンビの肩を叩いたら殺しちゃった→元から死んでるから。
- とりあえず埋葬して、聖なる心を持つ者の祈りで起こす→ゾンビは呼応して起きる。
- ゾンビのゾビ太は安直ネーム。ヒーラー+笑い者+キノコな珍妙な集団に頼み事がある。それは復讐。この先に、人々から忘れ去られた名もなき墓地がある。ゾビ太はそこで、ゾンビ系ダンスサークル「ビー・ゾンビシャス」のリーダーをやっていた。そこにとんでもないネクロマンサーがやって来て、仲間のゾンビが次々とネクロマンサーのダンススキルに魅了されてしまった。復讐というよりただの逆恨み。
- ゾンビたちがカーラから逃げる。死霊系のモンスターを魂ごと焼き尽くす地獄の神聖魔法「救いの炎」→その発言に聖も救いもない。
- 騒いでいたら、ネクロマンサーが現れる。マリア・デスフレイムはゾンビたちに慕われている様子。
- 死者を操り冒涜するネクロマンサーを放っておけないと、生死を問わず冒涜するカーラが言う。
- マリアを守ろうとするゾンビたちは姫を守る騎士みたい。アルヴィンの方にも絶好の護衛対象が→アルヴィンはゾンビたちの側に就く。
- アルヴィンだけ牢へ入れられてしまう。捕らえたのカーラだから。
- ゾンビたちの話し合いの結果、アルヴィンもゾンビにしちゃおうぜという意見が出た。しかしマリアは合意なしにゾンビにするのはよくないので、ゾンビの皆さんには内緒でアルヴィンを逃がそうとする。
- カーラとマリアのどちらが先にアルヴィンを救出するか、勝負になる。闇のヒーラー vs. 光のネクロマンサー。
- マリアは鍵開けるだけなのに、鍵が多くてどれがどれだか分からない。カーラは見るに堪えなくなり、爆破解錠魔法の詠唱を止める。
- カーラはマリアから優しい人と言われて照れる。空気を悪くしてしまったアルヴィンは鍵を開けてもらえない。
- 恋は世界征服のあとで : 第7話 「禍原デス美はオレが生み出したモンスターなんだ」
- グリーンジェラートこと轟大吾は組織の精神的支柱。いつも動じない→デス美の名を聞いて取り乱した。
- 博多出身の大吾は幼少期のデス美を知っている。「修羅の国」福岡に本物の修羅が降臨した日の話を不動に語る。
- 10年前、大吾は名門空手道場で将来を期待される実力者だった。同年代はおろか年上にも敵はなく、県内最強を自負していた。そこへデス美がやってきた。大吾はデス美の正拳を受け、走馬燈を見た。その翌日、師範が道場を畳んだ(小学2年生に稽古をつけようとして返り討ちに遭ったから)。大吾はその日からデス坊の師匠になった。これがパンドラの箱を開けた瞬間だったなんて、この時は知る由もなかった。
- 大吾は師匠としての面子を保つのに必死だった。それが逆にデス坊を燃え上がらせた。いつしかデス坊は「親不孝通りの死神」と呼ばれるまでになっていた。
- 大吾は両親の離婚で東京へ行くことになった。デス坊との決着をやり残していたので、自身の手で生み出したモンスターにケリをつけようとしたら、ボロキレのように地に転がされた。大吾は全力だったのに、デス坊の方は本気出してなかった。
- 正義のヒーロー組織のスカウト担当として、デス坊の戦闘力を放っておく手はない。大吾は無謀にもデス美をスカウトしようとする。やはりトラウマは簡単には消せない。
- デス美はゲッコーで手一杯→大吾兄ちゃんとはいえ、これは言っちゃダメなやつ。
- 大吾はデス坊が色恋に溺れて弱くなってしまったと考える。今こそデス坊を倒し、トラウマを克服する時。デス坊の望み通り勝負してやる。
- ジェラート5は社内恋愛禁止→デス美は今回ばかりは絶対に負けられなくなる。大吾は無意識に変身スーツを装着し、その結果かろうじて一命をとり留めた。弟子に花を持たせて負けたということにしておく。
- RPG不動産 : 8軒目 「ほえ!?占いで運命の部屋、見つかりますか!?」
- 休日にみんなで買い物って初めてな四人。秋限定ポポの実入りスコーンを食べたり、お店の備品を補充したり。
- ブティックの前を通りかかった時、琴音はファーに似合いそうな服を見かける。ファーが試着してみると→尻尾でお尻丸見え。ファーの服は全部尻尾用の穴を開けている。
- 琴音も着てみると→ちょっと小さいかも→部分的に。ファー「お胸のとこ、まるっと切っちゃえばいいよ」→琴音「恥ずかしくて街歩けないよ!」
- つけ耳もある。熊のフルフェイス着ける琴音。ルフリアは猫耳着けるなんて恥ずかしくてしようとしないけど、ラキラに秘密(ポポタンとお揃いのうさ耳持ってる)を握られて、着けさせていただく。語尾に「にゃん」ってつけて。
- 琴音はファーに洋服をプレゼントしてあげようとしたら、値段が3200ゴールド→琴音のお部屋のお家賃10か月分。
- 次の日、あからさまに怪しいお客さんがRPG不動産を訪ねてくる。探しているのは、できれば人目につかなくて窓がない部屋。侵入者バリアなんかが張ってあると最高らしい。ターシャは黒魔術師か何かではなく学生さん。
- 家賃の10倍のお洋服を着ているターシャは職業がスーパースター。「少し前までは本当にただの学生だったんですけど、劇場に立ち始めてからは、コンサートを開けば即sold out。人前に出れば怪我人が出るほどの騒ぎに。私ったら超人気者で……」→ルフリア「そういうの、本人が言うやつじゃなくない?」
- 人気者過ぎて家がバレて帰れないターシャに琴音が紹介したのは、高級マンション「Tour de l'espoir」。ターシャの収入からすると、人目につかない暗い部屋に隠れて住むより、設備のいいお部屋で人に守ってもらう方が得策かと。
- 山にドラゴンが出た。地響きで目覚めた琴音は燃えている山へ向かい、ファーを見つける。
- 新聞ではドラゴンのニュースより、昨日が勇者の誕生日だったことの方が大きく扱われている。ルフリア「この国どうなってるの!?」
- お部屋を探しに来たのは占い師のカーサ。3秒後に窓を突き破ってボールが飛んで来る未来が見える→分かってても避けられない。
- カーサはお部屋探しの相手に相応しいかどうか、琴音たちを占う。
- 琴音→昨日の夕飯はイワシのグラタン→つい別のものに気を取られて。
- ルフリア→部屋にピンクのフリルが見える。うさぎさんのぬいぐるみも。カーサ「タンスの中に、あらあらこんな……」→琴音とラキラはその情報を5ゴールドで買いたくなる。
- ラキラ→赤いものを身に着けている。その色は不幸を呼ぶ。琴音「ラキラさん、今日赤いものなんて着けてますか?」→ラキラ「あ、あの……パンツ……」。花瓶が急に倒れてきた→本当に赤なことを確認する琴音。
- お部屋も占いで決めたら、カーサの運命の部屋は古くて狭くてボロい。カーサは床を踏み抜き、運命の出会いをした。
- カーサは青年とお付き合いすることになり、結婚したら広い家に引っ越そうという話まで展開していた。琴音は占い通りに最高の幸せを得たカーサの幸せオーラが眩しい。
- ファーを占うと、真っ暗で何も見えない。カーサ「幸せすぎて力を失っちゃったかしら」→ルフリア「今イラッとしたのは私だけ?」
- カーサは琴音に、隠しごとは一人で抱え込まない方がいいと告げ、お守りを持たせる。