- 魔女の旅々 : 第6話 「正直者の国」
- 正直者の国は国王が持つ剣の不思議な力により、嘘つきという者が存在しない。「ようこそ、正直者の国へ。クソみたいな国へ」。
- 「私は美しくありません」と言おうとすると→「私はとても美しい」。イレイナは嘘がつけないことを確かめる。
- 見たところ普通だが、国民は喋らない。イレイナはどこか清らかな人々の姿を想像していたのに、むしろよそよそしいというか、殺伐としているというか。
- 「私は性格が歪みまくっています」と書こうとすると→「私は清らかな性格の持ち主です」。文章でも嘘をつくことはできない。
- イレイナはサヤと再会する。魔法統括協会所属の「炭の魔女」は仕事でこの国へ来た。二人は協会から派遣された魔女を探していた人と会う。
- エイヘミアは国から嘘つきを消し去るよう国王から依頼され、嘘がつけなくなる結界を張ろうとした。剣を結界の依り代にして、自らの魔力と声を代償にして結界の剣を完成させたが、魔力を失ったことで役立たずとして、王宮から追放された。
- エイヘミアの依頼はこの国を元に戻すこと。国王の剣を破壊すればいいらしい。一行はぶつ切りにして書いた文章をつなげ、王の許可をもらったことにして王宮に入る。
- 悪意ある人間は嘘をつかなくても悪事を働くことができる。正直者の国になったからといって国の人々が必ずしも善人であるとは限らない。そして嘘つきが全員悪とも限らない。いい嘘がなければ、人と人は軋んで殺伐とするだけ。剣が真実なら、嘘は剣の鞘。
- 依頼を果たしたイレイナとサヤは別れの時を迎える。サヤはイレイナにネックレスを渡し、再会の約束をする。
- キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 : 第5話 「交差 -ボルテックス覚醒-」
- 皇庁のゾア家の仮面卿は帝国との全面戦争を望んでいる。アリスは仮面卿による星脈噴出泉(ボルテックス)の独り占めを疑う。
- シャノロッテ・グレゴリーの正体は皇庁のスパイだった。ミスミスを拘束して本部へと連行する。ミスミスはアリスのことを思い出しかけたところを燐に気絶させられる。
- ジャックポットが来た。アリスはイスカとの再戦のため、帝国のキャンプへと赴く。
- イスカたちは星脈噴出泉の探索を続行し、ミスミスを発見する。
- 帝国のキャンプ地はもぬけの殻。アリスは燐を傷つけられたのと、どうしようもないすれ違いを引き起こしてくれた不運に気が立っているので、鬱憤をネームレスにぶつける。
- キッシング・ゾア・ネビュリス9世は棘の星霊使い。おじさま(仮面卿)の命令に従い、イスカたちを消去しようとする。
- 仮面卿はミスミスを星脈噴出泉に蹴落として退く。イスカは隊長を追う。
- アリスもイスカを追ってきた。地上に戻ったら勝負の続きのはずだったのに、今度は星霊に邪魔された。
- くまクマ熊ベアー : #05 「クマさん、鶏(?)を育てる」
- ユナはカイのいる村へ卵を買いに行く。村を助けたことと買い物とは話が別。どんな関係でもお金についてはきっちりと。
- クマの転移門。
- 買い食いを楽しもうとしていたユナは子どもたちが目につく。彼らは汚れた服を着て、客の食べ残しを待っていた。街はずれの孤児院から来たらしい。
- 孤児院は数か月ほど前から、領主からの補助金を打ち切られていた。ユナはクリフに一発ぶちかましたくなる。
- クマのお姉ちゃんが耳よりお仕事情報を持ってきた。孤児院でコケッコウを育て、卵の売り上げで孤児院を運営する。フィナの母のティルミナに代表をしてもらう。
- ユナは卵をフォシュローゼ家に販売できないように、商業ギルドと契約していた。血も涙もない領主にされてしまったクリフは孤児院の補助金の流れを調べ、管理担当者に着服されていたことを知る。
- 勢いで人助けして、ろくに調べもせず領主を極悪貴族と決めつけ、子供じみた報復をして。ユナは恥ずかしい。
- 魔王城でおやすみ : 第5夜 「姫と戦う女たち」
- (「姫と」「戦う女たち」なのか、「姫と戦う」「女たち」なのか。)
- 魔王軍の兵たちは交代制。女部隊の帰還にも姫関せず。
- 人間文化に興味があるハーピィは姫とお話ししたいけれど、新しい布団を作りたい姫はハーピィに興味はない。ハーピィがうるさいので枕カバーを被せ、でびあくまで拒絶の壁を築く。
- 魔王があらわれた!→魔王はハーピィをくり出し去っていった!→姫は布団入手の邪魔になるハーピィをはりとげマジロの針の手袋でひっかく。
- 姫は羽毛の翼を見て、お布団(トモダチ)と静かなパジャマパーティー。これが本当の羽毛布団。
- ベッドが狭いのか姫の寝相が悪いのか。姫は大きなベッドが欲しくなる。
- 怪鳥の巣→あからさまにがっかりする姫。一枚岩→岩って言った瞬間にがっかりする姫。
- 魔王城のシンボルの角は雲を魔法で固めたもの。余りの柔らかさに人気が出過ぎて利用禁止に→ハーピィは姫の反応が嬉しくて、城の機密を漏らしてしまった。
- 姫は早速準備を始める。ハーピィは姫に頼りにされていると思い、トモダチゲージMAX。脚の間に姫を入れ、太腿の筋肉が死にそうになりながら飛ぶ。
- 二人は「天空の双角」へ辿り着く。姫は大きめに雲を切り出す。ハーピィも一緒に寝ると思って→トモダチゲージMAX突破のハーピィ。
- 大きなおニューのベッドのおかげでずり落ちることもなく、羽毛の位置も安定する。姫は素敵な眠りに就く。
- ハーピィが毎日のように来るようになったので、姫は雲を返却する。
- 十傑衆の会議中に魅惑のブブゼラ(お土産)を吹く姫。完全に暇してた日は寝つきが悪いって気づいたから。
- 攫われた姫を可哀そうと思うネオ=アルラウネは性善説推し。魔王たちはアルラウネに姫の所業を見せる。
- 会議から追い出された姫は秘密の花園へ。アルラウネの兄をログベッドの木材にする。現実から目を背けるアルラウネ。